2017年5月2日火曜日

「椿十徳」と椿柄の着物と帯

「椿十徳」と椿柄の着物と帯



おじさんの自宅は、金沢市郊外の山手にあります。

その標高は、約140メートルあり、とても自然豊かなところです。

(つまり、田舎の山里に住んでいます。)

天気の良い休みの日には、妻と連れ立って近所を散歩したり、庭の草刈に勤しむこともあります。


今は亡き両親は、とても花や樹木が好きでした。

そのためうちの庭は、花木がいっぱいで年中花が咲いています。┗(^▽^*)(・⊥・)/

そこでふと、庭の花の種類を数えてみました。

庭に植わるのは、菖蒲・紫陽花・沈丁花(ジンチョウゲ)・木瓜(ボケ)・マンサク・ユキヤナギ・サザンカ・シャクナゲ・ツヅジ・サツキ・ヤマブキ・ボタン・スノードロップ・アネモネ・クロッカス・スイセン・チューリップ・ユリ・シバザクラ・シラン・カーネーション・クレマチス・キクなどです。

また樹木は、ウメ、サクラ・サルスベリ・クリ・カキ・モクレン・キンモクセイ・モミジ・タケ・ヒイラギ・マツ・ビワ・ハナミズキそして、椿などです。


また、妻も花が好きだったため、花の世話を良くしました。

そのため両親にとても可愛がられました。ε=ε=ε=( ^o^)/(・⊥・)/



うちの庭に咲く椿です。










近所の末浄水場に咲く椿です。



ところで、うちの庭に椿が植わっているのには、ある理由があります。


それは「泥棒よけ」のおまじないのためです。

昔から「庭に椿のある家には、泥棒が入らない」という言い伝えがあります。

これは「もし、うちに泥棒に入るとお前の首がぼとっと落ちるぞ。縁起が悪いからやめとけ」という警告を意味しています。



また椿には高い徳目が、備わっているという教えがあります。

これを「椿十徳」と言います。

それでは「椿十徳」を着物10に出品し落札された着物や帯の写真とともにご紹介しましょう。

「不老」
いつまでも年をとらないで、青年のように元気なこと。



「公徳」
社会生活における道徳。

椿は、落葉しないので街を汚しません。



「相互一致」

お互いの立場が、矛盾のみられない状態にあること。

椿は、違う木同士の接ぎ木により新種を生み出すことができます。


「謙遜」

相手に対して、控えめな態度をとること。


「清浄」

汚れたところが少しもなく、きれいな様子。


「矜持(きょうじ)」

自信や誇りを持って、堂々と振る舞うこと。


「常緑不変」

椿の葉は、常に濃い緑色をしていて、輝きを放つ。


「節操」

節議を堅く守って変えないこと。

自分の信じる主義・主張などを守りとおすこと。


「奉仕」

報酬を度外視して、国家・社会・人のために尽くすこと。


「厚生」

健康の維持を増進して、経済的にも不自由の無い生活が出来るようにすること。

椿は、食用油や化粧品の原料・木材などを生み出します。



この様に椿は、とても清廉で誇り高き花です。

どうぞ、あなた様も椿柄の着物をお召しになって、お出かけしてみては如何でしょうか。



今回の担当は、達じいでした。

あんやと( ´┏_⊃┓`)ノ

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2017年4月25日火曜日

風の谷のナウシカとメーヴェ風飛行機展示会

風の谷のナウシカとメーヴェ風飛行機展示会



先日、宮崎駿(みやざきはやお)氏のアニメ「風の谷のナウシカ」に登場する航空装置「メーヴェ」をモデルとした小型飛行機「M-02J」の展示会が「金沢21世紀美術館」の別館「プロジェクト工房」でありました。


「風の谷のナウシカ」は、1984年に公開されたアニメ映画です。

そのあらすじは、科学文明の崩壊後、異形の生態系に覆われた終末世界を舞台に、人と自然の歩むべき道を求める少女ナウシカの姿を描くという、メッセージ性の強いアニメでした。

おじさんは、可憐かつ勇敢で、聡明なナウシカの面影を心に浮かべながら、早速会場に向いました。


「メーヴェ」とは、ドイツ語で「カモメ」を意味します。

そして「Mー02J」は、実際に空を飛ぶことができます。


2016年9月の北海道滝川市での実験では、高度107メーターで飛行しました。


その機体は、巾9.6メートル・全長2.7メートル・重量100キロで、垂直尾翼がなくジェットエンジンを搭載しています。


正面からの写真です。



背後からの写真です。


パイロットは、機体上に腹ばいになり、体重移動で操縦します。


この「M-02J」は、東京都渋谷区のメディア・アーティスト八谷和彦(はちやかずひこ)氏により制作されました。

この宮﨑駿作「風の谷のナウシカ」に登場する飛行機「メーヴェ」をモデルとして、実際に乗れる「1人乗りジェットグライダー」を制作し、飛行するという夢のようなプロジェクトは、2003年から始まりました。

「メーヴェ」を飛ばすという発想は、同年に勃発したイラク戦争への憤りを八谷さんが、覚えたことを契機として生まれたそうです。

これは「風の谷のナウシカ」が、テーマとする「環境汚染や自然破壊への警鐘」や「戦争行為への抗議」に賛同する意志表示と同じではないのかと感じました。

こうして八谷氏は、数々の難題を解決しながら13年の歳月を経て2016年、「Mー02J」を大空に旋回させることに成功しました。

これは、とても見事にその思いを叶えた成功事例だと受け止めました。

そして、この展示会が「金沢21世紀美術館」「プロジェクト工房」で催されたことに大きな意義を感じました。


金沢21世紀美術館は、金沢市広坂1丁目にある現代美術を収蔵した美術館で、2004年10月9日に開館しました。

この美術館のテーマは「市民に開かれた美術館」です。

そのテーマの一つの表現方法として、開館時から恒久展示作品として、無料公開されているレアンドロ・エルリッヒの「スイミングプール」があります。

この作品は、プールの上と下からお互いの姿を観察しあうという、異空間を体験するというものです。


そして現在、金沢21世紀美術館は、その斬新で優れた企画で、世界的な知名度を得るまでに成長しました。

また2015年には、初めて年間入館者数が、200万人の大台超えとなる237万人を記録したそうです。

これに対して、金沢21世紀美術館の担当者は「年間200万人超は、地方都市の美術館ではあり得ない」と新聞紙上でコメントしています。

ちなみに石川県の人口が、約115万人ですので、これは、やはりもの凄い数字だといえるでしょう。


金沢は、伝統文化と新取の気質が共存する街でもあります。

そして、これからの金沢は、もっともっと面白くなる予感がしています。

あんたもいっぺん、かなざわにきてみまっし~♪

ほや、ほや♬

今回の担当は、達じいでした。

あんやと(・o・) (・o・) (・o・) (・o・) (・o・)

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2017年4月21日金曜日

金沢コンベンションシティとANAホテル宴会コース料理

金沢コンベンションシティとANAホテル宴会コース料理


金沢市は、2011年より「コンベンションシティ」として、学会や会議・大会などを積極的に誘致しています。

「コンベンション」とは「大規模な会議」や「展示会や見本市」という意味です。

そして「コンベンションシティ」とは、コンベンションを開催する施設を備えた都市のことです。

この金沢市の誘致活動が実を結び、2015年には学会や会議・大会など合計で396件も開催されました。

また、その参加者も149606人を数えました。

特に先日、これまでに最大の学会が2017年3月17日(金)から3月19日(日)に開かれました。

この学会は「日本循環器学会学術集会」で、約15000人が参加しました。

このあまりにも多い参加者のため金沢全体で、約8800室ある宿泊施設の客室は、満杯となりました。

また、金沢市以外の白山市や小松市のホテルにも宿泊者が、相当数あったそうです。

それらのホテル関係者は「大勢の人が、まとまって利用してくれると街が潤う」と歓迎しています。

また学会の中でも医療系は、参加者1人あたりの消費額がとりわけ大きいとされています。

金沢コンベンションビューローの担当者は「観光地や飲食店などに幅広く大きい経済効果が見込める」と指摘しています。

なお、この学会の金沢開催による経済効果は、30億円!!にも登ると試算されるそうです。


金沢コンベンションビューローは、これらの学会などの誘致を推進するために「学会等助成金制度」を設けています。

その支援金額は、国内コンベンションで最大400万円、国際コンベンションで最大700万円です。

さらに大規模コンベンションの場合には、追加補助(上限50万円)やバス補助(上限100万円)があります。



先日、この会議の会場になった「ANAクラウンプラザホテル金沢」に行く機会がありました。

それは、ある会議への出席のためです。

参加者は、約100名でした。

そして会議終了後、お待ちかねの懇親会がありました。


それでは、このパーティーコース料理をご紹介しましょう( ̄皿 ̄)うしし

まずは、「五郎島金時のポタージュスープ」です。


五郎島金時は、とても甘いさつまいもで加賀野菜の一つです。

あぁ~おぃしぃ~。 若い娘さんの声が広がります。

次は、前菜の「甘海老のタルタルとエスカベッシュ」です。

続いて「ホットエスカベッシュ オリーブ風味」です。


すみません。写真がありません。

ビールを注ぎにまわっていて、食べることができませんでした。

一体「エスカベッシュ」とは、どんな料理だったのだろう?

疑問が残ります。

帰宅後、妻に聞いてみました。

「南蛮漬けみたいなものよ」

ですって( =①ω①=)フフフ

「ミートブレゼのパイ包み焼き 小野菜添え」です。


パイの中身が、とてもジューシーでした。

「シマイサキのポアレ レモンバターソース」です。


さすがにフランス料理は、ソースが素晴らしい。

さて、メインディッシュの「牛ロース肉のポワレ 蕗の薹香るソース」です。


お肉はレアな感じです。

遠くにふきのとうの苦味を感じます。

「春の洋風ちらし寿司」です。


ちらし寿司の上に大きなサーモンの切り身が乗っていました。

最後はデザートの「桜シャーベット」でした。


やはり、春は桜です。

季節を堪能できるとても美味しいコースでした。

ごちそうさまでした。

そして、もちろんドリンク飲み放題も付いています。

各種飲み物は、ソフトドリンク・ビール・ノンアルコールビール・サワー・ウィスキー・赤白ワイン・ホテルオリジナルカクテルで、自由に選ぶことができます。


おじさんは、お料理にもお酒にも十分に満足しました。

そして、これから学会や会議に出席する方々に喜んでくれてもらえて、ますます金沢を好きになって頂けたらと願っています。


今回の担当は、達じいでした。

あんやと†_(@`´@)β (*≧┏∇┓≦*)ヾ(@゚▽゚@)ノ

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2017年4月17日月曜日

快適性と風情を求めて、金沢古民家風貸家再生「涌波ロッジ」


快適性と風情を求めて金沢古民家風貸家再生「涌波ロッジ」


2015年3月14日に北陸新幹線が、開業してから2年余り経ちます。

この開業効果もあって金沢は、観光客やビジネスマン・国際会議や学会出席者などで大賑わいです。

その影響からホテルや旅館は、満員状態になることが多く、その数が不足気味となっています。

そして北陸新幹線開業後、石川県内に支店や営業所を設けた企業が、この2年間で68社にのぼったそうです。

またこの間、撤退した企業は、わずか1社のみとのことです。

現在の金沢には、ビジネスチャンスが溢れているようです。


また、この影響により人手不足や賃金上昇、人材の移動などが顕著化しているそうです。

そこで企業各社は、給料のベースアップや福利厚生制度充実に、懸命に努めています。

その一環として、社宅の確保が挙げられます。

また、金沢には転勤族も多いため、その任期も不定期になりがちです。

そこで金沢にいる時くらいは、金沢風情を楽しめる住宅に住みたいという希望の声も高まってきているそうです。


このニーズに注目した金沢市の不動産業者と建築会社が、タッグを組んで全く新しい発想で「街づくり」に取り組みました。

この企画は、地元の「高山不動産」が手掛け、住宅のリフォームや新築を施工する「日本美装」が金沢市涌波(わくなみ)の住宅街にある築40年ほどの住宅5棟を古民家風にリノベーション(改修)したものです。

また、貸家5棟が並ぶ敷地内の門や塀なども日本の伝統的な様式に仕上げ、住宅だけでなく景観全体で「町家」をイメージしたのが特徴です。

この斬新な貸家街は「涌波ロッヂ」と名付けられました。


ところでおじさんは元来、土木工学の設計技師であり、専門分野は「都市工学」と「工事積算」でした。

そんな私がご縁あって、十数年前からこちらで働かせて頂いています。

そして着物10は、年寄にも優しい企業であることに心から感謝しています。

本当にありがたいことです。

あんやと、あんやと アリガタビーム!!(ノ・_・)‥‥…━━━━━☆ピーー


昔取った杵柄でおじさんは、都市計画や地域振興に対し、とても興味があります。

そこで早速、先日の日曜日に開催された見学会に、妻を伴って行ってきました。

「涌波ロッヂ」に入ると、まず目に飛び込んでくるのは、木製の「冠木門(かぶきもん)」です。


そして、冠木門の横に広がるのは、風通しの良い日本伝統の「大和塀(やまとべい)」です。


その前にあるアーチ状の薄茶色のものは竹製で、用水路への歩行者転落防止用の「犬矢来(いぬやらい)」です。


白い建物は、大家さん所有の蔵です。



それでは涌波ロッヂの各棟が、内部見学できますので覗いてみましょう。

ここで面白いことには、各棟ごとのテーマカラーが決まっていることです。

それは、少し難しい色彩となりますが、順にご紹介しましょう!。

壱号棟から伍号棟まで、それぞれ「臙脂(えんじ)の家」「藍(あい)の家」「黄土(おうど)の家」「草(くさ)の家」「古代紫(こだいむらさき)の家」と名付けられています。

そして、これらの色の名は「加賀友禅」に使われる「加賀五彩」に由来しています。

また各棟の玄関前には、郵便受上方に、それぞれのテーマカラーの木製プレートが、取り付けられいます。

これは「臙脂(えんじ)の家」(以下、えんじ)の木製プレートです。


各棟の外装は、白い壁と黒い下見張りで、レトロでお洒落な感じです。



さあ、建物の内部を見学してみましょう。

「えんじの家」の内部です。

えんじ色とは、黒味を帯びた深く艶やかな紅色のことです。

これは、早稲田大学のスクールカラーとしても有名です。

まずは、玄関です。

えんじ色のクロスに動物の人形が、ディスプレイされています。


ちなみにこちらの棟では、えんじ色をテーマに内装がなされ、家具類などもイメージ例として設置されています。

それぞれの間取りは、5棟とも3LDK です。

こちらは、玄関から見たエントランスです。


そしてこちらは、10.5帖のLDKと6帖の和室です。


備え付けのキッチンです。


リビングのテーブルとスタンドです。


奥の和室です。


ここには室内物干し場があり、特に冬場はとても助かります。

また窓は、ペアガラスでとても暖かくかつ涼しくて、結露防止にもなります。

そして付け加えるならば、金沢はとても湿気が多い街です。

そのため加湿器ではなく、除湿器が必要となります。


余談になりますが、金沢では多くの雪が降ります。

そのため冬は、とても寒く感じます。

それで、室内温度を24度ほどに保つ家庭が多いそうです。

これは、全国的にみても高めといわれているらしいと、聞いたことがあります。

このため「アイス大好き金沢人、超人気金箔ソフトも!」でご紹介したように私達は、暖かいお部屋でアイスクリームを食べるのが大好きです。


それでは、室内見学に戻りましょう。

お風呂場です。


その広さは、1坪あります。

ちなみに昔の家では、お風呂場は0.75坪が標準でした。

当然のことながら、我が家のお風呂は0.75坪です。

しかし最近では、子供と一緒に入るためには、広いほうがいいとの理由で、1坪タイプが主流だそうです。

そのためこれを企画した高山不動産は、もともとの0.75坪の風呂場をわざわざ増築し、1坪の風呂場に改装したそうです。

洗面所です。


とてもシンプルで、使い易いそうです。


さぁ、2階へ上がってみましょう。

階段は、さすがに昔の家らしくとても狭く急に感じます。


そして、1階に降りる時はもっとこわそうです。



でも、手摺りがついています。

これは、おじさんにもうちのおばさんにとっても、とてもありがたいことです。

こちらは、2階6帖の寝室です。


素敵なベッドが、設置されています。


何か、リゾートホテルに来たような気がしてきました。m(;∇;)m うれしすぎるっ!


また天井は高く、太い梁(はり)を見ることができます。





なお、これらの建物は、耐震補強もされているそうです。

お隣りの6帖のお部屋です。



ここまで室内見学したおじさんは、とても住み易すそうな家だと思いました。

そして、若き女性スタッフから、のびやかな感性を受けました。


とても素敵なレイアウトです。


また、先程も少し触れましたが、金沢は大変雪の多い所です。

そのため、大雪が降ると「雪すかし」をしなければなりません。

ちなみに金沢では「雪かき」や「除雪」のことを「雪すかし」と言います。

この雪すかしが都会の人にとっては、結構辛いそうです。

そして多くの人が、雪すかしで筋肉痛になったり、腰を痛めたりするようです。

特に赴任1年目が、要注意です。


金沢市街地は、道が狭く家屋が密集しています。

そのため除けた雪を置くスペースに困ることが、多々あります。

しかし、この涌波ロッジには、雪を運び積み上げて置く場所が十分にあります。

また、1棟に付き2台以上の駐車場が、確保されています。

ここは、住む人に優しい街だと感じました。


私達は、いきなり増えた観光客や異国の方に、少し戸惑っています。

それでも何か自分達にできるおもてなしが、あるのではないのかと自問自答しています。


その一つの表現手段が、この「涌波ロッヂ」であると、おじさんは受け止めています。




あんたもいっぺん金沢に住んでみまっし~。ふははは┗( ̄▽ ̄;)┓=3=3=3=3

ほやほや、そうしてみまっしね。(そうよ、そうよ、そうしたらいいね。)

今回の担当は、達じいでした。

あんやと。┗|*`0´*|┛┗┫´,_ゝ`┣┛┫ ̄旦 ̄┣

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