2011年11月18日金曜日

個人的大賞!

こんばんは、岩瀬です。
いよいよ冬到来ですね、朝は相当気合入れてないと起きれなくなってきました。
先週より続いている、キモノ・ベストショット vol.3の惜しかったシリーズ。
今回ご紹介する方で3人目です。



栃木県のくろきんとさんのお写真です



コメント
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悪目立ち(笑)
こてこてアンティーク大好きなのですが、この時は秋口の寺社会場での薪能観劇だったため、
その好みの悪目立ちは避け、秋の始りをイメージした色調に「大人アンティーク」と言う感じに引いたコーデを。
アンティーク錦紗の小紋に現代の紬帯、小物にアンティークビーズバックや煙水晶の帯留など配しました。
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とてもいい雰囲気のお写真です。
薪能を観に行かれるなんて、素敵ですね。
私も能や狂言を是非一度観に行ってみたいとは思うんですが、なかなか…
薪能(たきぎのう)は奈良の興福寺で最初に行われたとされていますが、興福寺では薪御能(たきぎおのう)と呼ぶそうですよ。
落ち着いた色使いで、アンティーク上級者の雰囲気が出ていますね。
アンティークの醍醐味がない、と後のメールで心配されておりましたが、十分アンティークの醍醐味が伝わってきますよね。
そういえば今年の9月にばんな寺の境内で足利薪能がありましたが、それを観劇されたのでしょうか?
この写真の場所は分かりませんが、ばんな寺のなかでしょうか、左手の建物も素敵ですね。
こうして全国からたくさんのお写真が集まってくるなかで、やはり自分が踏み入れたことのない土地の様子が伺えるのは何よりも楽しみです。
金沢からの応募がなかったのが残念ですが…笑
もっと全国の着物好きのみなさんとつながっていけたらなぁと感じています。

では、今日はこの辺で失礼致します。




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2011年11月14日月曜日

婚礼用アンティーク振袖

こんにちは岩瀬です。


週末はお天気があんまりよくなかったですね。
北陸はこの季節かなり雨がちになるのでいや~なキブンになります。
晴れてくれたら気持ちよくでかけられるのに・・・

今日は先週に引き続き、大賞は逃したものの、最終選考まで残った方の中からまたお一人紹介したいと思います。


埼玉県のあすかさんのお写真




コメント
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3年前の結婚式の写真です。
アンティークの黒振袖にアンティークの丸帯、小物類も、揃えられるものは全部アンティークで揃えました!
伊達衿はこれ!と云う色がなく、アンティークの緋の襦袢を解いて手作りしました。
婚礼用振袖ですが、まだまだ機会を見つけては着る気満々です(笑)
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3年前の結婚式の時の写真ということですが、写真がすごく古く見えるのは気のせいでしょうか??
なんだか、昔の白黒写真に、現代の技術で人工的に着色した感じというか。
あ、良い意味で!ですよ。
そのあたりのテイストも狙って演出しているのかなと思いました。
後姿の写真では全身が写っていますが、こう見ると前と後ろの雰囲気は結構違いますね。
違う着物かと思うぐらい、後姿の印象がガラッと変わっておもしろいです。
婚礼用の振袖ですが、機会があればまた着たいということで、是非着てください!
こんなにいいもの一度や二度着ただけではもったいないです。
最近では既婚女性も、ご友人の結婚式などで振袖を着用して出席するのもなんとなくOKみたいな風潮があります。
20台女性であれば、まだまだ振袖を着たいという気持ちも分かります。
その辺は、格式を重んじる家族や友人なのか、TPOに合わせて、着れる時は着ちゃってください。
そのほうが着物も喜びます。
仕立てたはいいものの、着る機会がなくたんすの肥やしになっているのは良く聞く話です。
せっかくの素敵な振袖、できるだけ多くの場で着られるといいですね。
でも、結婚式に参加する場合は、やはり主役は花嫁ですので、空気を読んだコーデで臨みましょうね。
この写真が3年前ということはまだまだホットな新婚さんですね
どうぞ末永くお幸せになさってください。





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2011年11月11日金曜日

「ワビサビ」

こんにちは、岩瀬です。

昨日発表しました「キモノ・ベストショットvol.3」の大賞のお写真はもう見ていただけたでしょうか。
着物10の商品ページで月末まで公開予定ですので、まだの方は是非一度ご覧くださいね。


今日からは、惜しくも大賞を逃しはしたものの、最終選考まで残った6名の方の写真をご紹介したいと思います。

まずは、北海道のsaiyuusatomi33様のお写真





―コメント――――――――――――――――――――
昨日無事にお茶会が終わり
汗だくでお手伝いしてくれた息子の写真送ります
体格がいいのでなかなかあう着物がなく着物10さんでみつけた紋付がジャストでした
小さいときには祖祖父の紋付で調度よかったのですか・・・
縦にも横にも大きくなりすぎですww
これ以上大きくならないことを願ってます
―――――――――――――――――――――――――


立派な息子さんですね。
この後ブログ掲載の許可を求めてメールしたときに判明したのですが、彼は高校一年生だそうです!びっくり!
貫禄があるというか、なんというか。
saiyuusatomi33さんはお茶会を開かれたようですが、教室で先生をされているのでしょうか。
息子さんも茶の道に進まれるのでしょうか。期待が膨らみますね。
この写真のいいところは「何かしている」というところですね。
動きがある写真は動画よりも迫力がありますし、空気感や息遣いまで聞こえてきそうです。
残念ながらアンティークではなかったので、大賞とはなりませんでしたが、有力候補の一つでした。
高校生の頃から着物を着る機会があって羨ましいですね。
普通10代は浴衣ぐらいしか着る機会ないものですし、成人式や卒業式も終わってしまうと尚更着る機会も減っていくというものです。
30代からだんだんと着物熱が高まってきて、和装に目覚めたりする話は良く聞きますが、若いうちからこういった場を経験しておくといざという時に役立ちますね。
わたしも「わび」と「さび」が分かるようになりたいものです。
お茶でも習いに行ってみようかなと思ったりもしています。

次回は週明けにでも書きたいとおもいます。


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2011年11月10日木曜日

キモノ・ベストショットvol.3大賞決定!


おはようございます岩瀬です。

「キモノ・ベストショットvol.3」に沢山のご応募ありがとうございました。
今回はこれまでで最も応募数が多く、何と約40通もの応募がありました!
審査にもかなりの時間を要しましたが、スタッフ総出で厳正な審査を行った結果、ついに今回の大賞が決定しました。


キモノ・ベストショットvol.3大賞受賞者は

宮城県のサクラさんに決定です!
おめでとうございます!


写真に対するコメントが届いております。

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福島県会津若松の御薬園で撮影したものです。
会津はきものの似合う風景がすごく多いので、大好きです!

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これは去年でしょうか?
御薬園で撮影されたとありますが、雪が降っていますね。
今年はまだ雪は降っていないと思いますが、どうなんでしょうか?
楽寿亭が見えますので、おそらく御茶屋御殿で撮影したものと思われます。
元の写真は縦長でしたので、横使いするために大幅にカットしてしまいました。
みなさんに見てもらえないのが残念なので、加工前の写真も載せておきます。


それにしても、この羽織、素敵ですね。
ザ・アンティーク!といった感じでしょうか。大きな柄が大正ロマンを感じさせます。

色は、デジカメではなかなか再現するのが難しいとされる、天然染料の紫系の色かと思われます。
「草木染」と聞くと、草や木を煎じてその液で染めるものだと思う方が多い(もちろん間違ってはいないですよ!)のですが、
実はそれだけでは不十分なので、染めた後に金属(水溶)を使って「発色」と「定着」を行っています。
この金属のことを媒染材と言い、例えば蘇芳で染めた後に媒染材に鉄(Fe)を用いると紫っぽくなります。
そうやって色は作られているのですね。
天然の植物や虫や貝などから染料を抽出し染めた色はやはり深い趣があるものです。
バチっとした化学染料もいいですが、天然のやわらかな色もまた素晴らしいです。

話が脱線したついでに、会津と言えば会津塗。漆器が有名ですね。
漆器が有名なところはお酒もおいしいです。
津軽(津軽塗)も、飛騨(飛騨春慶塗)も、出雲(出雲漆器)もですね。
塗りが盛んな地域にはかならずおいしいお酒があります。

だからどうした、という感じですが、まぁお許し下さい。
今回も風情あるお写真の数々、本当にありがとうございました。
テーマ通りに撮影して、みなさん送ってくださるので、見るのが楽しかったです。

あまりにも応募が多かったので、このブログで全てをご紹介することはできませんが、後日何点かピックアップして掲載したいと思います。


それでは今日はこのへんで。
サクラさん、この度は本当におめでとうございました!!



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2011年10月20日木曜日

絵画的な

おはようございます、岩瀬です。


今週二度目の更新です。
今日は、前回の更新と同じく、惜しくも大賞を逃した新潟県のふくふくさんをご紹介します。



ふくふくさんから写真に対するコメントが届いています。

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「印象派の秋」
とても寒い日で、貴重な陽射しが暖かく感じらた秋の一日でした。
撮ってもらった写真を見たら、木漏れ日が印象派の絵画のようで、気に入っています。

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とのことです。
たしかに、モネのような印象派の絵画を思わせるお写真ですね。
木々の隙間から差し込む木漏れ日が地面に落とす光と、影のコントラストが絶妙です。

モネといえば「日傘を差す女」や「睡蓮」が有名ですが、1920年台の「睡蓮」は直島の地中美術館に所蔵されています。
すばらしい眼を持ったモネ、当時の印象派の画家たちの中でも特に際立った光の描写とその効果を独自の手法で表現したパイオニアでもあります。
直島は島全体にアートが点在しており、一つの美術館のようになっています。
私が行ったときは大竹伸朗さんの作品が街中にあったり、草間弥生さんの水玉のかぼちゃが海のそばにあったのを記憶しています。
ベネッセハウスにも泊まりたかったなぁ、と思い出しながらそのときは知人の経営する民宿に泊めていただきました。
直島の地中美術館は本当におもしろいので、是非是非遊びにいってみてください。

話がそれましたが、本当にこのふくふくさんのお写真は印象派の絵画を思わせるような、一枚の絵として完成された作品だなと感じました。
きっと芸術にも造詣の深い方なのでしょう。
しかし、この写真を撮影された方はいい光加減を見逃さなかったようですね。
残念ながら大賞とはなりませんでしたが、すばらしいお写真ありがとうございました。
また次回もご応募おまちしております。








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2011年10月18日火曜日

惜しくも大賞を逃しましたが…

こんにちは岩瀬です。

今回の「キモノ・ベストショットvol.2」で惜しくも大賞を逃した方を紹介します。

前回大賞受賞者の埼玉県のたかぼんさんです。



今回の写真も本当に素晴らしい!
以下、たかぼんさんからのコメントです。

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タイトルはずばり「食欲の秋」です。
先日、夫の両親の金婚式のお祝いで八王子の「うかい亭」へ食事に出かけました。
http://www.ukai.co.jp/hachioji/index.htm
ここは築180年の日本家屋にリヤドロやガレ等のアンティーク工芸品が所狭しと
ディスプレィされています。
画像は美味しい食事の後、サロンでデザートの和栗のモンブランを頂いている所。
お腹も満足して、アンティークで目の保養もして大満足なひと時でした。
ちなみにこの日のきものは秋草模様を手描きしたしょうざん生紬に引き箔に秋草
を織り出した袋帯です。
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いいですね~。
ストレートに食欲の秋!という感じですが、こんな高級な場所でお食事できるなんて…羨ましい限りです。
たかぼんさんの写真の良い所は、良い意味で素人っぽいというか、自然で、素朴で、純粋に着物を楽しんでおられる感じが伝わってくるところです。
人間味と、日常を切り取った風景の中に秋の気配を感じられる、そんな写真です。
食べかけのデザート(でしょうか?)を持って笑う姿が本当に可愛らしいです.
次回も期待しておこうと思います。


次回は11月初頭に開催いたします。
皆様からの多くのご応募お待ちしております。


今日から金沢は急に冷え込み始めました。
日中もだんだんと気温が下がってきましたので、風邪などを気をつけてお過ごし下さい。


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2011年10月13日木曜日

キモノ・ベストショットvol.2 大賞発表!

おはようございます。
岩瀬です。


キモノ・ベストショットvol.2に沢山のご応募ありがとうございました。

厳正なる審査の結果、大賞は…



東京都の
華宮さくらさん

に決定いたしました!!



おめでとうございます。
今回は前回よりも応募数が多く、審査にかなり時間を要しましたが、なんとか決定することができました。
みなさんクオリティの高い写真ばかりで、とても見ごたえがありました。
またこのblogでも後日大賞候補となった写真を2点ほど紹介したいとおもいます。




華宮さくらさん本人からお写真に対するコメントが届いています。
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テーマ 『おしゃれと紅の秋』
袷の着物の季節になり、着物のおしゃれの本番到来!とても嬉しくてウキウキしてしまいます。
この写真は、「鏡の前で楽しんで簪を選んでいる」ところです。
あえて肩越しから鏡に映る姿を撮って貰いました!そして小物だけでなく口紅や目元のお化粧にも「紅」を使い、秋の訪れを色でも楽しんでいます。
日本髪は大好きな髪型で、よく日本髪に結ってお出掛けしています。
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髪もお化粧も全部ご自分でなさっているのでしょうか、お上手ですね!
本当にプロの写真のようで、着物10スタッフ一同、写真を見たときとても驚きました。
普段から着物を着て撮影するのにも慣れていらっしゃる様子が伺えます。
テーマ通り、秋を「紅」色でも楽しんでおられるようで、大変素敵ですね。

華宮さくらさんには副賞としてQUOカード5000円分をお送りいたします。
この写真は着物10のトップページに10月末日まで掲載予定です。
華宮さくらさんに合わせて作ったメニュー画面も是非ご覧になってくださいね。
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次回は11月に開催する予定です。
この「キモノ・ベストショット」という企画は皆さんの協力なしでは成り立ちません。
これからも一緒にキモノ・ベストショットを盛り上げていきましょう。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。



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