2017年3月13日月曜日

木滑なめこと名産品「でっけぇなめこ」

木滑なめこと名産品「でっけぇなめこ」


金沢市の2つお隣に「白山市(はくさんし)」があります。

白山市は、2005年2月1日に1市2町5村が、合併してできた市です。

そのため面積がとても広く、日本海に臨む松任(まっとう)地区や美川(みかわ)地区から、白山麓の白峰(しらみね)地区・吉野谷(よしのだに)地区など、自然環境が多彩な市です。

その旧吉野谷村に、木滑(きなめり)地区はあります。

そしてここでは、その名の示す通りおいしい滑子(なめこ)が、たくさん生産されています。


特に驚くことは、これまで見たこともないような大きさのその名も「でっけぇなめこ」が、採れることです。

これが、そのなめこを茹でた写真です。
木滑なめこを茹でたもの
またこちらが、一般的ななめこを同じ様に茹でた写真です。
一般的ななめこを茹でたもの
そして、2つのなめこを生のままで同じ皿にのせて、大きさを較べた写真です。
なめこの大きさを比べるなめこの大きさを比べる
「でっけなめこ」は、こんなにも大きいものです。

木滑なめこは「ブナ」や「トチ」の広葉樹のおがくずを使った、菌床栽培です。

この「でっけぇなめこ」も普通のなめこも、同じ菌床で育てられます。

それでいながら、その中の数本が特別に大きくなります!!

その理由は、まだよくわかっていないそうですが、言うなれば突然変異的に大きくなるようです。

また「でっけぇなめこ」の収穫量が少ないため一般販売は、ごくまれになるそうです。

木滑なめこを食べてみると、一般的なものよりヌメリが多いように感じます。

また身がしまっている感触がして、特に「でっけぇなめこ」は、シャキシャキの歯応えがします。

なめこを食べて「歯応え」???

本当にビックリです。

なめこのヌメリの元となっているのは「ムチン」です。

これは過去ブログ「加賀野菜・小坂れんこんと大好き煮物ときんぴら」で、ご紹介したようにムチンという成分が、のどを保護しカゼから体を守る働きがあるそうです。

そしてムチンは、胃壁を保護する作用があるため、胃炎や胃潰瘍などを予防しその改善に効果があるそうです。

また、パソコンやスマホの使い過ぎによるドライアイなどの目の乾きにも、効果が期待されるといわれています。

そんな時におすすめなのが、「なめこうどん」「なめこそば」です。
なめこうどん
手前に見えるのは、北陸特産の「昆布かまぼこ」です。

そして次は「なめこしらすごはん」です。
なめこしらすごはん
白米の上に能登特産の「中島菜(なかじまな)」をのせ、上乾しらすとなめこを加えたものです。

ちなみになめこにしらすを足すと、美肌効果があるそうです。

また中島菜には、高血圧予防に効果があるといわれています。

そして、ごはんのお伴には、もちろん「なめこのお味噌汁」です。
なめこのお味噌汁
これらの具は、なめことねぎ・とうふです。

ごちそうさま。お腹がいっぱいになりました。

今回の担当は達じいでした。

あんやと(*´▽`*)。






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