2011年11月10日木曜日

キモノ・ベストショットvol.3大賞決定!


おはようございます岩瀬です。

「キモノ・ベストショットvol.3」に沢山のご応募ありがとうございました。
今回はこれまでで最も応募数が多く、何と約40通もの応募がありました!
審査にもかなりの時間を要しましたが、スタッフ総出で厳正な審査を行った結果、ついに今回の大賞が決定しました。


キモノ・ベストショットvol.3大賞受賞者は

宮城県のサクラさんに決定です!
おめでとうございます!


写真に対するコメントが届いております。

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福島県会津若松の御薬園で撮影したものです。
会津はきものの似合う風景がすごく多いので、大好きです!

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これは去年でしょうか?
御薬園で撮影されたとありますが、雪が降っていますね。
今年はまだ雪は降っていないと思いますが、どうなんでしょうか?
楽寿亭が見えますので、おそらく御茶屋御殿で撮影したものと思われます。
元の写真は縦長でしたので、横使いするために大幅にカットしてしまいました。
みなさんに見てもらえないのが残念なので、加工前の写真も載せておきます。


それにしても、この羽織、素敵ですね。
ザ・アンティーク!といった感じでしょうか。大きな柄が大正ロマンを感じさせます。

色は、デジカメではなかなか再現するのが難しいとされる、天然染料の紫系の色かと思われます。
「草木染」と聞くと、草や木を煎じてその液で染めるものだと思う方が多い(もちろん間違ってはいないですよ!)のですが、
実はそれだけでは不十分なので、染めた後に金属(水溶)を使って「発色」と「定着」を行っています。
この金属のことを媒染材と言い、例えば蘇芳で染めた後に媒染材に鉄(Fe)を用いると紫っぽくなります。
そうやって色は作られているのですね。
天然の植物や虫や貝などから染料を抽出し染めた色はやはり深い趣があるものです。
バチっとした化学染料もいいですが、天然のやわらかな色もまた素晴らしいです。

話が脱線したついでに、会津と言えば会津塗。漆器が有名ですね。
漆器が有名なところはお酒もおいしいです。
津軽(津軽塗)も、飛騨(飛騨春慶塗)も、出雲(出雲漆器)もですね。
塗りが盛んな地域にはかならずおいしいお酒があります。

だからどうした、という感じですが、まぁお許し下さい。
今回も風情あるお写真の数々、本当にありがとうございました。
テーマ通りに撮影して、みなさん送ってくださるので、見るのが楽しかったです。

あまりにも応募が多かったので、このブログで全てをご紹介することはできませんが、後日何点かピックアップして掲載したいと思います。


それでは今日はこのへんで。
サクラさん、この度は本当におめでとうございました!!



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